Cyprum取り外し

久しぶりに見るPentium4

何故かコンピューターの内部を大掃除。すると以前から気になっていたCPUファンの風向を反対にするという作業をしてみたくてたまらなくなり、気づけばCPUファン取り外し作業に入っていました。シプラムのファンはカタログスペックで2750回転で22.2CFMを稼ぐファンが取り付けてあり、24.2dbの騒音を発します。私のシプラムは、Xinruilianというメーカーの3000回転で0.74m3/min=26.30CFMを叩き出す割には、23.65dbで抑えられているファンを代わりに取り付け、その上簡易的なファンコントローラーで回転数を落としています。これを逆さに取り付けて動かしてみると……温度上昇。CPUファンの真上に電源ユニットが来ているので、外に向かって吐き出してくれているはずですが、吹き付け方式に比べて約1度〜2度の上昇が確認できました。やはり元々の空気の流れが悪い筐体内部は、吹き付け式のほうがいいのかもしれません。うまくいけば電源ユニットに熱がそのまま流入するわけですから電源にとっては良くないものの、廃熱処理が確実になるのでファンの回転数をさらに落とせる=少しは静かに出来るかな、と思っていただけに残念。そもそも外見で選んだケースは静穏化には向いていないようです。無駄に大きいケースにするべきなのかなぁと考えつつも、せっかくケースに合わせてMicroATXマザーを買った意味もなくなるわけで。困ったものです。
問題の灼熱CPUは、NorthWoodのPentium4の2.4Cなわけですが、アイドル状態で室温+3度〜5度というのは高いんでしょうか低いんでしょうか。最大動作温度が74度ということで、BIOSビープ炸裂を60度から70度に引き上げたんですよねぇ。フル活動させると、パソコンのある部屋に冷房が無いのも災いして60度近くになるときがあるのですよ。今のところ問題はないものの、やはり恐ろしくなってケースのカバーをはずしてしまいます。こういうときに立方体の上面と両側面の3面がコの字状で取り外せるケースは素晴らしい。空けた瞬間5度は下がります。側面の穴がCPUファンの側面からぴったりヒートシンク一個分ずれているのが残念なところ。Athlon64に鞍替えしようかと考えている理由の一つに、昔MicroATXでCPU取り付け箇所がマザーボードの角=側面の穴と並ぶ、というマザーボードを発見した事があったりするのです。Qool'n'Quietってのも魅力的。800MHzまで落ちてファンが止まるなんて夢のよう。まだそんな配置のマザーはあるんですかねぇ。
最近じゃAGP使えないか。残念。