気づけば徹夜していた朝に。

ごきげんよう、もといおはようございますのこの時間、私は結局寝ていません。あぁなんてことだ。現在ウァレンティーヌス前後編を読み終えたところです。活字の力って怖いですね。
そういえばまた予備校時代の話になりますが、論文を勉強したときこういう論を習いました。メディア論って言うのかな?
「テレビを筆頭とする媒体は新聞など活字の媒体と異なり、受動的に情報を得る形になるから間違った情報でも鵜呑みしやすい。」
というもの。しかし今日思いました。一度ひきつけてしまえば、活字であっても変わらない、と。一度ひきつければ活字は読み手が能動的に情報を取り入れるわけですから、ある意味垂れ流しの情報を流し込まれてじきに流れ去っていくテレビなんかよりもよっぽど危険な気がしますが。どうなんでしょう、O先生。(←どなたかは誰もわかりませんね)
そんな私は、一時期どこかの新聞社が宣伝していた「新聞を疑え」という言葉に当時驚かされたものです。
以来それまでの疑い深さに輪をかけてしまったわけですが、やはり一度引き込まれた活字の世界から抜け出すことはどうやら容易なことではないようです。そうして今日も生活パターンを崩してしまった。最近崩れてきている生活パターンも、今日でとどめをさすことになってしまうのでしょうか。
最近話題の芥川賞二作品の載った文藝春秋が、蛇にピアスを半分読んだところでとまっている……私はまだ若いのですかね?えぇ、もちろん精神年齢の話ですよ。