バケツを持った少年

少年がバケツとスコップを持って砂場に遊びに来ました。少年はスコップで砂山を作り、穴を掘って海を作っていました。一段落すると彼は海に流す水を汲みにその場をしばし離れました。そしてワクワクしながらバケツに水を汲んだ少年が戻ってくると、そこには彼の友達がしゃがみこんでおり、片手で砂をすくっていました。何をしているのかと覗いてみると、彼は少年の作った山と海を挟んで反対側にもう一つ山を作り、その山には海に流れ込むように川を作っていたのです。少年は両手でやっとの重さだったバケツの水を直接海に流し込む事はせず、友達の山から流し海を一杯にしましたとさ。
長々と変な事を書いてみましたが、私には残念ながらこの物語に出てくるバケツを持った少年にはなれる自信がありません。やっぱり私がひねくれているんですかね?