本当に起こるであろう怖い話

その後にその先輩様としていた会話の一部。それを覚え書き兼戒めとして。
ネットの世界で身を守るというか、自己防衛策のひとつとして個人情報を気軽に書くな、というのがありますよね。まぁ、クレジットカードの番号ですとか、銀行口座の暗証番号なんかを流してしまえば、すぐに自分の生活に影響が出るのは確かです。しかし、そのような短期的に起こる問題とはまた別に、もっと恐ろしいことが今後起こりうるんじゃないのかね?というお話を聞きました。
ネットの世界というのは、googleのキャッシュがいい例ですが、一度掲載された情報は発信者の意図と関係なくいつまでも残り続ける、というのがあります。そんなネットの世界において、この日記のような自分をある意味さらけ出してしまっている情報は、いつどこで誰に見られるかどうかを把握することは事実上不可能なわけです。もちろん制御など出来るはずも無いでしょう。その情報がいつしか、その先輩の例え話ですが自分に子供が出来たとして、その子供が私のこの日記を見たらどう思うか……先輩様の言葉そのままだと、日記帳なら引き出しに突っ込んで終了!だけれども、キャッシュやログとして永遠に生き残り続ける日記はどうにも出来ないでしょう?と。
怖い、怖いよぉ……何にも考えてなかった自分。また先輩様の言葉をそのまま引用すれば、「みんな無料だから〜なんていいながら自分の身を切り売りしてるわけだよ」と。なんだか私は恐ろしい道への第一歩を踏み出してしまっているような気がしてまいりました。人の噂も七十五日といいますが、ネットの世界では永遠です。そろそろ次世代の人間に対する認識を持ってネットワークを活用しなければならないんだな、と教えられたような気がした今日の私なのです。
そしてそれすら日記に書く私の認識の無さに乾杯。何も理解しちゃいねぇ……自分。