応急救護

応急救護措置の訓練をしなくてはならなくなったので、講習を受けました。
怪我やらなにやらを見ても、私は問題ない人間だと思っていたのです。いや、今まで何も問題がなかったと言うべきなのでしょう。しかし今日、人生で初めての現象に出くわしたのです。
……気持ち悪くなっている自分がいる。
レーザーディスクで講習内容を見せられたのです。怪我などを直接的に表現している映像は見たところで特に何も問題はなかったのです。序盤は。しかし段々と進んでいくにつれ、出血の抑え方になりました。そこで出てきたのは圧迫して止血する方法。そこで私の脳は勝手に
「あの三角巾の中で、ジクジクしたまま出血して脈うってるわけだ」
とかなんとか考え出してしまい、結局怪我やら直接的ではない場面で気持ち悪くなってしまったのでありました。見たことのない怪我自体より、間接的に怪我をしているという表現のほうが自分には実感が出てしまったのかもしれません。
その後、レーザーディスクの映像が終わり講義が続いたわけですが、一旦休みに入るまでの残り15分間は気持ち悪さとの戦いでしたとさ。乗り物酔いを起こしたときよりも大変な状況だった気がします。別に地面は揺れていないのにねぇ。